京都観光の形そのものを変えてしまうほどの残暑。一方で暑い夏だからこそ見られるものも。京都市東山区・大雲院ではこの夏6年ぶりにある建物が特別公開されている。明治維新から大正に至る間、一代で大倉財閥を築き上げた大倉喜八郎が建てた祇園閣。外観は祇園祭の鉾をイメージして作られていて高さは36m。低い建物が多い京都では数少ない高所で風を感じられる場所かもしれない。この特別公開は観光協会の京の夏の旅の催しで夏の閑散期の集客を目的としている。日本の南の海上で昨日夜、大型の台風14号が発生した。さらに、フィリピンの東の海上でも熱帯低気圧があすにも台風15号に発達する見通し。