祖母山は大分県と宮崎県の県境にある山で、アケボノツツジは4月中旬から5月中旬が見どころ。工藤克史さんは「アケボノツツジの花が魅力的な一番の見どころ」などと話した。1日目、登山口から新緑の奥岳川に沿って進み、森を登る。満開のアケボノツツジを楽しみ、九合目の山で一泊。2日目、ご来光に照らされた山頂を極める。登り始めて2時間半、明るい緑に覆われた尾根を登り、山頂へ続く稜線を目指す。ツクシシャクナゲは淡いピンク色で、大きさは手のひらほど。登り続けて3時間で標高1400m。アケボノツツジは花は5cmほど。稜線を歩き始めて30分、山頂へ続く険しい岩尾根を包む。登り続けて4時間半、祖母山九合目小屋に到着した。午前5時、山小屋を出発し、ヘッドランプの明かりを頼りに慎重に足場を選んで歩く。山頂では傾山の向こうから日が昇ってくる様子が見られた。愛媛県の山も見ることができる。にっぽん百名山はNHKオンデマンドで配信中。