神奈川県立こども医療センターでは、死産の赤ちゃんのための洋服がおかれている。看護師の中山由香さんは、満期で生まれてくるお子さんだと50cmの洋服を着ることがあると話す。洋服は死産を経験した女性達の団体から贈られたものですべて手作り。病院に寄付する洋服を縫う音羽さんは死産を経験した当事者。帝王切開予定日の3日前に突然出血し、急遽出産したが赤ちゃんは亡くなっていた。日本で一昨年生まれた赤ちゃんは約77万人。そのうち約1万5000人は様々な要因で死産。50人に1人が経験している。遺伝カウンセラーの西川智子さんは死産について「珍しいことではないんだと想いますね」「産声を挙げない子どもの出産をする 出血も伴いますしホルモンのバランスも変わります」などと説明する。神奈川県立こども医療センター 看護師の中山由香さんは、赤ちゃんの手形足形をとってあげるとか、折り紙を折ってあげる、そんなご家族もいらっしゃいますと話す。音羽さんも入院した病院で赤ちゃんの手や足の形を取ることが出来たという。死産や流産は決して珍しいものではなく、一人ひとりに寄り添うケアが求められている。
住所: 神奈川県横浜市南区六ツ川2-138-4
URL: http://kanagawa-pho.jp/osirase/byouin/kodomo/
URL: http://kanagawa-pho.jp/osirase/byouin/kodomo/