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「神奈川県自然環境保全センター」 のテレビ露出情報

無花粉スギの中でも成長が早いエリートツリー候補の木々が南足柄市の県有地に900本余り植えられている。この内容は首都圏ネットワークのQRコードでも読み取れるなどの案内があった。その取り組みを中心的に進める神奈川県自然環境保全センターの齋藤央嗣主任は「神奈川県は首都圏の西側にあるので、花粉飛散の発生源になりやすい地域である。ここで花粉発生源に対する対策をすることで花粉量も抑制できる」などと話した。無花粉スギの特徴はペンチで潰しても中に花粉が入っていないので全くでないのが特徴である。無花粉スギは5000本に1本程度、突然変異で生まれるとされている。齋藤さんたちは20年前、県内産のスギ花粉の中から初めて見つけ出し、生産拡大に取り組んできた。その中で人工交配の仕方を工夫し、種子から育て上げる方法を開発し量産化にも目処をつけた。次に目指しているのが成長が早い「エリートツリー」を生産して、スギ林の植え替えを進めることである。キッカケは南足柄市の県有地に無花粉スギを植えてから4年後にある特徴に気づいたことである。通常は5年でも3mほどの高さだが、無花粉スギは4年時点で4.4mまで伸びていたという。更に植えてから10年が経った今年1月、再び計測すると通常7mほどの高さのはずが、900本余りの木々は平均で10m以上育っていた。5年後にはエリートツリーを出荷できるようにして杉林の植え替えを進めることが県の目標になっている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月29日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
無花粉スギの中でも成長が早いエリートツリー。その候補の木々が南足柄市の県有地に現在900本あまり植えられている。その取組を中心的に進める県自然環境保全センターの齋藤央嗣さん。齋藤さんは「神奈川県は首都圏の西側にあるので、花粉飛散の発生源になりやすい地域。ここで対策をすることで神奈川県民だけでなく東京とかにいく花粉量も抑制できる」などコメント。まず齋藤さんにエ[…続きを読む]

2024年3月19日放送 12:40 - 12:45 NHK総合
ニュース(関東)(ニュース)
花粉症対策を加速させようと、神奈川県は花粉を出さない遺伝子を持つ無花粉スギの中でも成長が早い品種をエリートツリーとして生産するための研究を来年度から本格的に始めることになった。神奈川県では20年前、県内産のスギの中から花粉を出さない遺伝子を持つ無花粉スギを見つけ、その後種子から育てて大量に生産する技術を開発しスギ林の植え替えを進めている。

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