地域見守りの取り組みは少しずつ増加しているという。2015年文部科学省は学校の労働環境を改善する目的で指針を発表。教職員なども行っていた登下校の見守りについて、より地域との連携を推奨している。去年12月に発表された調査では全国およそ1800の教育委員会のうち、登下校時の見守りを地域住民らに任せていると答えたのは66.1%。これは前の年と比べて5.1ポイント増加。初めて活動をする人向けに文科省はハンドブックを作成しており、見守り活動の心構えやおすすめの持ち物、重点的に見守るエリアなどが掲載されている。神奈川県警HPによると地域住民の交流が活発になり結束力や地域力がアップし防犯対策にも効果があるとしている。