川口由梨香が神戸ルミナリエから中継。神戸ルミナリエがきのうから始まった。阪神・淡路大震災で亡くなった方の鎮魂と、復興への願いを込めて、30年前からこの街を照らし続けてきた。ことしは全体で41万個の電球が使われている。ルミナリエは、イタリア語で「イルミネーション」という意味。イタリア南部の伝統行事。神戸ルミナリエは、毎回、イタリア人デザイナーが設計しているうえ、職人もイタリアから来日して、設営している。
神戸ルミナリエの開催が迫ったこの日。準備を進めるのは、はるばるイタリアから訪れた職人たち。エンリコ・デカーニャさんは、ルミナリエ発祥の地、イタリア南部プーリア州で、祖父の代からの工房を継いだ3代目。デカーニャさんは30年前、第1回の設営にも参加。その後もたびたび神戸を訪れ、街の復興を見つめてきた。今回のルミナリエはロソーネと呼ばれる円形の装飾を30個配置することで、震災から30年が表現されている。デカーニャさんたちは、設計図を基に、電飾がついた木製のパーツを、パズルのように組み合わせ、デザインを形にしていく。繊細で高い技術が求められるが、とりわけ、ことしのデザインは複雑でサイズも大きく、例年以上に難しい手作業が続いた。デカーニャさんたちを助けるのは、第1回の設営から携わる地元企業の人たち。そして、迎えた初日。デカーニャさんたちが手がけた作品に光がともった。
神戸ルミナリエの開催が迫ったこの日。準備を進めるのは、はるばるイタリアから訪れた職人たち。エンリコ・デカーニャさんは、ルミナリエ発祥の地、イタリア南部プーリア州で、祖父の代からの工房を継いだ3代目。デカーニャさんは30年前、第1回の設営にも参加。その後もたびたび神戸を訪れ、街の復興を見つめてきた。今回のルミナリエはロソーネと呼ばれる円形の装飾を30個配置することで、震災から30年が表現されている。デカーニャさんたちは、設計図を基に、電飾がついた木製のパーツを、パズルのように組み合わせ、デザインを形にしていく。繊細で高い技術が求められるが、とりわけ、ことしのデザインは複雑でサイズも大きく、例年以上に難しい手作業が続いた。デカーニャさんたちを助けるのは、第1回の設営から携わる地元企業の人たち。そして、迎えた初日。デカーニャさんたちが手がけた作品に光がともった。