夏川草介さんの著書は「神様のカルテ」、「スピノザの診察室」などがあり、「神様のカルテ」の櫻井翔さんについては、事前にCDを贈ってくれたり優しい配慮を色々してくれたと明かした。現在ドラマが放送中の「勿忘草の咲く町で」で、夏川さんが特に感心したのはがん患者を看取るシーン。福本莉子さんは、見守りながらも業務に徹しているよう看護師を演じた。人が亡くなる場面はクライマックスで盛り上げる傾向にあるが、現場では劇的でなく、そうした空気感が残された人たちにより大きなダメージを与え深い印象を残してしまうことを映像で描いてくれるだろうかと脚本段階で話していたと夏川さんは語った。高齢者医療も描かれているが、高齢者医療を取り上げているというより内科の実態そのものを描いている感覚だとした。夏川さんの元上司、北アルプス医療センター あづみ病院・村木崇さんは「医療者と少し食い違いが日常的にあるのが現実。ああいうふうに小説にしてくれて言語化してくれて、わたしたちの思いも代弁してくれている」などと話す。
