「マグロの王様」「黒いダイヤ」とも呼ばれるクロマグロ。都内の飲食店ではきのう、神奈川県三浦半島産のクロマグロの刺身が通常1750円のところ、1000円で提供されていた。格安で提供されている理由は、各地でクロマグロが豊漁になっているから。福井県でも続々と水揚げされていたが、豊漁なのにやっかいものになっていた。その理由は、県の単位で決められているクロマグロの漁獲枠。福井県はそもそも割り当てが少なく、30kg以下の小型で約46t、30kg以上の大型で約32tまでしか獲ることができない。小型のクロマグロに関してはきのうまでに上半期の漁獲枠に達したため、水揚げを停止することに。福井沖では網にかかった小型のクロマグロが、次々にリリースされていた。福井県定置網漁業協会の浦谷俊晴会長は「24~25kgのクロマグロを1人100本ずつ逃がすとなると大変」などと語った。
