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「福岡市美術館」 のテレビ露出情報

緒方さんの依頼品は、吉田博の版画13枚だ。1万円から2万円ほどで購入したという。吉田博は、水彩・油彩・版画と、そのすべてにおいて才能を発揮した風景画の巨匠。1876年、福岡県久留米市に生まれ、17歳で上京し、小山正太郎が主宰する不同舎に入門した。当時、画壇を席巻していたのは黒田清輝率いる白馬会で、その会員だけが国費で海外留学できることに憤慨し、23歳のときに自費で渡米した。デトロイト美術館を訪ねて、館長に絵を見せたところ賞賛され、展覧会を開催すると、絵が飛ぶように売れた。2年ほど、欧米各国で古今の絵画を学んだ。帰国後、1902年に太平洋画会を結成した。文展で、3年連続入選し、34歳で審査員に抜擢された。好んだ画題は山で、30歳を過ぎたころから、毎年、日本各地の山にこもって絵を描いた。明治神宮造営完了の記念版画を制作する際、版元の渡邊庄三郎から原画を依頼されたことをきっかけに、40代から、版画に挑んだ。「日本アルプス十二題」は、吉田ならではの連作で、中でも「劔山の朝」は、夜明けの一瞬を捉えた傑作だ。新たな技法にも積極的に挑戦するなどした。依頼品には、初期の代表作「日本アルプス十二題白馬山頂より」などが含まれている。吉田の作品は人気が高く、後摺りも作られている。
住所: 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
URL: http://www.fukuoka-art-museum.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月9日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
宮城・干蒲集落に別荘を持つ小野寺さんのお宝は「松本竣介の油彩画」。5年程前に岩手の旧家の蔵から出てきた珍品と聞き、骨董商の言い値で購入したもの。
松本竣介は流行性脳脊髄膜炎で一命は取り留めたが聴覚を失う。兄から少しでも気晴らしになるようにと油彩道具一式が送られてきたことで画家を志す。中学を中退し上京後、太平洋画会研究所に通い切磋琢磨した。1941年太平洋戦[…続きを読む]

2023年12月30日放送 4:50 - 5:50 テレビ朝日
プログレス賞(プログレス賞)
起立性調節障害と闘いながら映画撮影をする女子高校生・西山夏実さんに密着。8か月に及んだ撮影が終わり、膨大な映像を1人で編集した。原作・脚本を担当した小田実里さんは上映イベント統括も担当。お世話になった企業にポスターを届けた。完成した映画はユナイテッド・シネマ福岡ももちで上映された。会場費は2日間で約100万円。クラウドファンディングで約350万円が集まった。[…続きを読む]

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