福岡県に住むゆきさんはステージ1の乳がんが見つかり、去年治療を行ったがその費用にとまどったという。見つかった乳がんは早期の乳がんだった。MRIやCT、骨の転移を調べる検査が何ヶ月も続き、会計するまで金額がわからないという。3ヶ月で8種類の検査を受けたという。検査だけで3割負担で14万円かかったという。乳房の一部を切除する手術を受けた。5泊6日の入院手術、部屋代なども含め、かかったのはおよそ8万円だった。その後も放射線治療で1か月に20日通院することになったという。35万円かけてようやく一通りの治療が終わった。保険適用で13万円する検査もおすすめされたという。検査の結果抗がん剤治療も受けることになったゆきさんは、卵子凍結などを行った。卵子凍結にかかったお金はおよそ40万円。がんの疑いがあると言われてから1年、ようやく治療が一段落する日を迎えた。窓口で支払った総額は先月までで95万円にのぼった。ゆきさんはある備えをしていたことで、貯金を全く取り崩すことなく95万円を支払うことが出来たという。