- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 勝呂恭佑 駒村多恵 青木さやか 関根麻里
オープニングトーク。今日の特集は日本人の2人に1人がかかってしまうあの病気について。
がんの治療にかけた薬代は約6割の人が月額50万円以上。去年発表された調査では、代表的な17種類の進行がん患者1万5000人余の6割が一月に50万円以上の薬剤費をかけていたことがわかった。がんは日本人の2人に1人がかかる病気。番組はガン経験者523人を調査。9年前から乳がんの治療をしている女性は、がん保険や医療保険に入っていたが、保険金を請求すると1円も降りなかったという。
今日のゲストは青木さやかと関根麻里。青木さやかは8年前に肺腺がんの治療をした。女性の乳がんは働いている現役世代の方もがんになる可能性がある。扶養に入っている人や、家計を1人で担っている人などは備えておいたほうが良いという。メールFAXも募集している。FAXは03-3481-0099。メールはHPから。
福岡県に住むゆきさんはステージ1の乳がんが見つかり、去年治療を行ったがその費用にとまどったという。見つかった乳がんは早期の乳がんだった。MRIやCT、骨の転移を調べる検査が何ヶ月も続き、会計するまで金額がわからないという。3ヶ月で8種類の検査を受けたという。検査だけで3割負担で14万円かかったという。乳房の一部を切除する手術を受けた。5泊6日の入院手術、部屋代なども含め、かかったのはおよそ8万円だった。その後も放射線治療で1か月に20日通院することになったという。35万円かけてようやく一通りの治療が終わった。保険適用で13万円する検査もおすすめされたという。検査の結果抗がん剤治療も受けることになったゆきさんは、卵子凍結などを行った。卵子凍結にかかったお金はおよそ40万円。がんの疑いがあると言われてから1年、ようやく治療が一段落する日を迎えた。窓口で支払った総額は先月までで95万円にのぼった。ゆきさんはある備えをしていたことで、貯金を全く取り崩すことなく95万円を支払うことが出来たという。
がんに関するトーク。青木さやかは「お金はとにかくかかった」などと話した。大腸がんの治療費は126万円など、年間の自己負担額は100万円程度のがんも多くある。現在はより費用がかかる可能性がある。
ゆきさんが助けられた備えは3つあるという。1つ目は「高額療養費制度」。高額療養費制度は年収などにより医療費の支払額の上限が決められていて、それを超える分は払い戻されるというもの。ゆきさんの場合、1か月の自己負担の上限は5万7000円だった。去年の1月は手術前の検査などで6万3600円を病院の窓口で払っていたが、医療費を申告したことで上限を超えた分が返金された。2つ目は「民間の医療保険」。民間の医療保険からがんの診断でおりる一時金を受け取れた。数年前、身近な人の病気をきっかけに一時金を2倍に見直していた。3つ目が「傷病手当金」。傷病手当金とは、病気などで仕事を連続して3日休んだ時、給与の3分の2ほどが受け取れる制度。会社員や公務員が対象。ゆきさんは当初有給休暇を取って治療していたが、予想より長く休むことになったためこの制度を利用したという。10ヶ月で150万円ほど受け取ることが出来たという。
がん治療費に関するトーク。医療費については、高額療養費制度を利用したうえで足りない分を備えてもらうことが鉄則。70歳未満の人が高額療養費制度を利用したときに自己負担しなければいけない1月の上限額の一覧では、年収によって5つの区分に分かれている。この金額を超えた医療費についてはあとで払い戻されるなどして戻って来る。所得によって備えの目安は大きく変わる。扶養に入っているとパートナーの所得になるため、自分の収入がないにも関わらず年収が高い区分となるため注意が必要。付加給付があると高額療養費の負担がさらに軽減できるという。公務員の場合は自己負担額上限が一律で2.5万円となる。
夫と中学生の子供と暮らす世田さんは乳がんと診断されてからの保険にまつわる大失敗を話してくれた。手術・放射線治療・入院の保険に入ったという。がん以外にも心筋梗塞や脳卒中をカバーする医療保険だったという。月額1万7000円の掛け捨てだった。加入から3年経った2016年、乳がんステージ1と診断された。そこで保険会社に連絡を取ると、500万円程度が振り込まれたという。去年の年末、発熱で病院を受診したところ、乳がんの骨への転移が発覚した。分子標的薬という高額の薬を使用すると医者に言われたという。通院しながら薬代として月8万円ほどを支払うことになったという。再び保険会社に連絡すると、今回の治療法では当てはまらないと話されたという。診断一時金は生涯を通して500万円までだった。治療給付金は契約では手術や入院などは給付対象だが、通院治療は対象外だった。診断一時金500万円を使い切っていたことを後悔しているという。
がんの治療費に関するトーク。青木さやかは2つのがん保険に入っていたが、結局でなかった。そこでがんに種類があることを知ったという。高額療養費制度の自己負担額の足りない分を保険や貯蓄でまかなうことが大事。20年以上昔のがん保険だったため、入院20日以上でないと保険がおりなかった方がいるという。15年以上前に契約した保険は入院日数の制限がないか確認する必要があるという。点滴の抗がん剤には保険金が出るが、服薬の抗がん剤には出ないなど、治療の種類で対象外になることもあるという。契約当時の治療法で給付条件が決まるため、1年から2年に一度は見直すことがポイント。あってよかった保障内容については、診断一時金や通院保障があがった。その他にもがんになったら保険料が免除になる特約などがある。視聴者から「がんになると保険に入れない。そこが不安になります」などとコメントが届いた。「保険は必要な分 必要な期間だけ」が鉄則。がんへの備えなどのメッセージはFAX03-3481-0099、メールはホームページから。
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トランプ大統領は29日で就任して100日となり、支持者を集めた集会で演説をして不法移民対策や関税措置についてこれまでの成果をアピールした。演説でトランプ大統領は「わが国の歴史上最も成功した 政権の最初の100日間を祝っている」などと話した。トランプ大統領はアメリカには日本の自動車が多く輸入されていると不満を示し、日本のことは好きだが、日本ではなくアメリカで自動車を製造して欲しいなどと話した。
アメリカトランプ政権の関税措置をめぐる交渉について、ベッセント財務長官は日本と韓国がそれぞれ国内で行われる選挙を前にアメリカとの交渉を成功させたことを示すため、合意を急いでいるという認識を急いだ。アメリカの関税措置をめぐって、ベッセント財務長官は日本時間のあす首都のワシントンで赤澤経済再生担当大臣と2回目の交渉に臨む。ベッセント財務長官はインドとの交渉については、非常に合意に近づいているとしている。
全国の気象情報を伝えた。
首都圏で夫と2人で暮らす佐野さん。7年前、ステージ4の乳がんと診断され、パートの仕事を続けながら抗がん剤や手術など様々な治療を受けてきた。治療費の負担も軽くない。しかし、それ以上に想定外の出費がかさんでいることに強い不安を感じるという。それは調理器具の買い替え。佐野さんは術後にリンパ浮腫になり、重いものを持つと腕の調子が悪くなってしまうという。こうした思わぬ出費はリンパのケアなども加わって7年間で総額125万円にも。
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青木さやかは「医療費とは違う出費は相当あった」と振り返った。全国のがん患者・家族のアンケート調査では治療費以外の出費の年間平均は約55万円。
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北海道・森町にある公園から中継。現在、染井吉野は7分咲きで、これからまさに満開を迎える。北海道の北東部に多くみられる千島桜、北海道で多くみられる蝦夷山桜もある。さらに、堀井緋桜もある。堀井緋桜は堀井さんという人の墓の生えていた桜。たった1本だけだったが、あまりの美しさに森町の人たちが増やし、この公園には30本の堀井緋桜が存在する。
若竹ごはんとたけのこ入り豚つくねを紹介。「たけのこ入り豚つくね」を作るる。ゆでたけのこは穂先はすりおろし、残りは5~7ミリ角切りにする。ボウルに豚ひき肉、ねぎ、片栗粉、塩、たたけのこを入れて混ぜる。フライパンに油をひいて、具材をそのまま入れる。3~4分間中火で焼く。「若竹ごはん」を作る。たけのこは穂先はくし形、残りは5mmの厚さのいちょう形に切る。炊飯器に米、顆粒チキンスープのもと・酒・しょうゆ・水を入れる。たけのこも加えて炊く。フライパンで焼いていたつくねをひっくり返してフタをして約5分間弱火。生わかめを食べやすい大きさに切って炊いたご飯に入れて混ぜる。
若竹ごはん、たけのこ入り豚つくねを試食した。
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東京・北区にあるたわしの工場にやってきた。たわし職人の関谷さんにたわしの作り方を教えていただく。たわしの素材はシュロやココナッツの繊維など。たわしは手作りをしているので、検品作業がある。1日で約5000個ほど検品するという。次にやってきたのはたわしのショップ。こちらで人気なのがボディたわし。硬さが4段階あり、小さなお子様でも使用できるという。
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