福島第一原発・1号機~3号機には溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」が880tあると推計されている。このうち2号機では今年度後半にも専用のロボットアームを使い試験的な取り出しが始まる予定。現在は格納容器につながる貫通部で扉を開ける作業が行われているが、ケーブルが高温で溶けて固まり堆積していてロボットアームを内部に入れられない可能性があるという。このため東京電力では4年前に燃料デブリとみられる堆積物を持ち上げることに成功した釣り竿型の装置の使用も検討されている。
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