秦始皇帝陵博物院によると、兵馬俑の2号坑の発掘で最近進展があり、将軍俑が見つかったという。2号坑では今回見つかった高い位の軍人の俑の砂の除去や復元作業が行われている。出土した場所から考えて、最も位の高い指揮官である可能性が高いという。今回の発見は秦の時代の軍の組織や制度を研究する上で大きな意義があるという。兵馬俑の発掘から今年で50年を迎える。兵馬俑は1号抗から3号抗が相次いで見つかり、面積は2万平方メートルを超え、2千体あまりの兵馬俑が出土している。銅車馬、石の甲冑、百戯俑といった重要文物も見つかっている。