昨日行われたのは第36回東京国際映画祭のオープニングイベントである。アジア最大級を誇る映画祭で、俳優など205人のゲストが登場した。稲垣吾郎さん(49)は「普段無いことなのでかみしめながら歩いている」と話した。今年は10日間にわたり国内や海外から出品された219作品が上映される予定である。そんな中映画祭のオープニング作品として上映されたのが役所広司さん主演の映画「PERFECT DAYS」である。渋谷の公共トイレで働く清掃員の小さな喜びに満ちた日々を描いた作品である。役所さんはこの作品で今年5月にフランスで行われたカンヌ国際映画祭で、日本人としては史上2人目となる「最優秀男優賞」を受賞した。オープニングイベントの最後に登場した役所広司さん(67)に今年やり残したことを聞いてみると「この公開が始まるまでは宣伝活動がまだまだあるので、その中でやり残すことがないよう頑張る」と話した。