稲毛区では防犯パトロールに加えて意識を根づかせるため防犯講座にも取り組んでいる。こうした地域の取り組みについて防犯対策の専門家の梅本正行さんは「防犯パトロールや不審者の通報など具体的な対策を続けることで犯人はその地域での盗みを避けるようになるので効果的だ」と指摘している。石井氏は稲毛区の取り組みについて「ヤードの経営者がパトロールに参加するのは、ヤードの活動が正しいものであることの証明にもなるので非常に良いと思う」などと話した。森氏は自動車盗難をなくすために「横の連携」が重要だとし、「国単位で連携していくことが必要になってくる」などと話した。