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「竹田市役所」 のテレビ露出情報

大分県竹田市、この町に”家じまい”の決断をしようとしている人がいる。竹田市と言えば、国指定史跡「岡城跡」。そして、今も武家屋敷や町屋が連なる城下町が有名。そんな竹田を体現するような家、歴史を感じさせる重厚な石垣に門をくぐると築113年の「眞部邸」、所有者は眞部正治さん。自身は長年大分市に住んでいる。そこへやってきたのは、訳あり物件を主に買い取り販売する「アルバリンク」の原裕太郎さん。この物件、かなりの”訳あり空き家”だという。立派な石垣の上にあるため、重機を簡単には持ち込めない立地。裏側には山が迫っている。老朽化も著しいため、修繕箇所だらけ。改修の難易度が非常に高いという。「解体」も「改修」も難しい物件、どうすればこの家を守っていけるのか。眞部さんは、引き継いだ者の責任をなんとか果たそうとしていた。
市役所も重厚な造りの竹田市、去年の調査で市内の空き家は3320戸。空き家率は30%を超えていて、その数値は県内でも突出している。その結果を受け、竹田市はアルバリンクと協定を結んだ。そして原さんを空き家再生の専門員に任命した。7月上旬、アルバリンクの原さんが眞部さんに紹介したのは「WADAIKU」の和田さん。空き店舗を使って地域の活性化に取り組んでいる人とのこと。眞部邸はどう活用できるのか。さらに助っ人として、東京・墨田区などで長屋の再生を手掛けている、千葉大学の鈴木弘樹准教授がやってきた。原さんに頼まれて眞部邸の構図を調査しにきたという。下見の後は、オンラインで会議を重ねていく。その後も研究室の学生たちと検討を続けた鈴木さん、出来たプランが一棟貸しの民泊施設などに改修するという案で耐震性を考慮しながら広々した空間に。和田さんもアイデアを考える。
住所: 大分県竹田市会々1650

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