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「第五明賀丸」 のテレビ露出情報

検査記録が開示されてからおよそ10年。苦しみは深まっているという漁船員は少なくない。2016年、漁船員たちは国に賠償を求める裁判や労災申請に踏み切ったがいずれも認められなかった。全国健康保険協会が不承認の根拠としたのは有識者会議が出した見解。一方で国が当たらに開示した漁船員の検査記録には触れなかった。原告を支援していた聞間医師は検査記録にある単位は核種・被ばく線量までは評価できないことは認めている。ただデータが不足している中で推定に推定を重ねてまで因果関係の立証にこだわる姿勢が問題だと指摘する。広島大学・星さんの研究グループは漁船員の歯から浴びた放射線量を導き出した。さらに原告が訴えるのは内部被ばくの可能性。当時の漁船員は汚染が深刻とされた魚の内臓を日常的に食べていた。一方、全国健康保険協会は歯の異常については他の要因も考えられるなどと主張している。漁船員たちは国に対し再び裁判を起こしているが国は争う姿勢を示している。

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