ゆう氏、りき氏は親子関係で、漁のことではなく、パチンコについて語り合っていた。技能実習生のモフ氏、ダニ氏は為替レート、海外送金についてやり取りした。なお、乗組員たちの各個室の広さは1畳ほどで、船で唯一のプライベートスペース。技能実習生たちはダウンロードしておいた歌番組やゲーム、ドラマ観賞をしていた。航海5日目、イワシの大群を視認し、エサを撒いてカツオをおびき寄せようとするも、カツオは満腹で見向きもしなかった。同日が漁の最終日で、釣果は1匹。日没が近づくなか、船員たちは帰港しながら双眼鏡で海の様子を注視していた。すると、予想外のチャンスが到来し、最終的な釣果は26,7トン、水揚げ金額は401万円。すぐに次の漁に出るため、物資を積載していた。