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「世界ジュニア体操競技選手権大会日本代表決定競技会」 のテレビ露出情報

去年のパリ五輪に出場した女子体操選手は全員が初登場で、全員10代。同世代の川上紗輝さんの将来の夢は、ロサンゼルス五輪団体メンバーに入って表彰台にのること。紗輝さんが競技を始めたのは6歳で、小学5年生で全日本ジュニア個人総合で準優勝に輝いた。高校1年生になると、大人たちにまざって個人総合10位と大健闘。強化指定選手に選出される。翌年5月に再び出場した大会で上位4位以内でパリ五輪出場が内定となるが、着地ミスが響き結果は11位となった。同い年の岸里奈選手とは同じ埼玉県出身で幼い頃からのライバル。今回は、全日本体操個人総合選手権に密着。そこで岸選手との直接対決が実現する。
紗輝さんが所属するのは、ふじみ野高校ZERO体操クラブ。2012年に創部され、2014年には日本一に輝いた。中濱芳信監督は日本代表のコーチ経験もある。ZERO体操クラブの特徴は、自分でスケジュールを考え練習を行うこと。紗輝さんが得意としているのが段違い平行棒。Dスコアは演技の難しさの点数で、Eスコアは技の美しさの点数。紗輝さんは、Eスコアの減点が少ないのが武器。紗輝さんの強みは倒立の美しさで、徹底的な基礎練習を取り入れている。練習時間約5時間中1時間半を基礎練習にあてている。紗輝さんが平均台で力を入れている技が、D難度の後方抱え込み2回宙返り下り。この技はパリ五輪がかかった大会で失敗した技。
全日本体操個人総合選手権は選ばれし72名が出場し、予選30位以内で決勝に進出。予選と決勝の合計得点で最終順位が決定する。岸選手の他にも中村遥香選手など日本トップクラスの選手が勢揃い。紗輝さんの目標は、4種目の合計得点で去年の51.798を上回る52.5以上を獲得し上位5位以内に入ること。段違い平行棒の得点は13.600で目標クリア。段違い平行棒の順位は5位で、Eスコアは72名中1位。跳馬でも目標点数をクリアした。課題の平均台は12.966と目標を超える結果となった。予選の結果は目標まであと1歩の6位で、決勝進出した。ライバルの岸選手は予選を1位で通過した。

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