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「東京モーターショー」 のテレビ露出情報

共和レザーは1949年にポリ塩化ビニル合成皮革の製造を開始。1950年の朝鮮戦争で大手自動車会社のトラックの生産が伸び、そのトラックにシートが採用され、大きく売り上げが伸びた。製品の耐久性にも注目が集まり、企業は大きく成長。さらにポリウレタン合成皮革を開発。高級感や肌触りの良さを強みに、カバンや靴などに展開して評判を読んだ。1978年、静岡・浜松市に本社を移転。1987年、台湾の大手企業と技術協力の契約を結んだ。1991年、ドイツの大手企業と技術供与の契約を結んだ。しかし、1995年に阪神・淡路大震災が発生。共和レザーの取引先も被災した。円高傾向の影響もあり、婦人靴の製造は海外へ。共和レザーは売り上げの25%を占めていた靴用ポリウレタン合成皮革の受注を失っていく。ただ、婦人靴で表現していた高級感を自動車にも活かすことに成功。2種類の合成皮革が多くの自動車の内装に採用され、共和レザーはその分野で国内トップ企業となった。
近年、共和レザーはサーキュラーエコノミー(循環経済)のトップランナーになることを掲げて活動している。抹茶製造工場から出る廃棄茶葉を使用して合成皮革をつくっている。その合成皮革には抗菌・消臭効果があるという。

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