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「箱根町立郷土資料館」 のテレビ露出情報

歌川広重の大ヒット作「東海道五十三次」の最初は「日本橋 朝之景」。幕府が御触書などを掲示していた高札場、橋を飾った擬宝珠などが描かれ、浮世絵を研究する浅野秀剛氏は「非常に現実感があるリアルな情景」と話す。一方、「箱根 湖水図」では芦ノ湖、富士山が描かれているが、山に限っては殊更大きく表現。箱根の山を登る苦しさ、その実感を広重は絵に表したと考えられる。また、「蒲原 夜之雪」はシリーズ最高傑作とも評されるが、静岡・蒲原の郷土史に詳しい小西亮衛氏曰く、蒲原は温暖で、歌川広重の作品ほどの積雪は経験したことがないという。そのため、広重ならではの創意工夫が込められている。
「 大津 走井茶屋」では茶店の様子が描かれていて、はしりいもちは東海道の名物の1つだった。「東海道五十三次」は旅のガイドブックとしての側面もあったという。さらに「京師 三條大橋」では絵の構図に入り切らない比叡山を移動させ、京都の観光スポットとともに描きこまれた。浅野氏は「江戸の人がイメージする京都を満載させた絵」と語った。
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町湯本266
URL: http://www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/ka/shougai/hlm/

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