あじさい電車は箱根登山電車の愛称で、線路沿いにあじさいが咲く時期に「あじさい電車」と呼ばれ多くの観光客が訪れる。東京駅を出発し新幹線で電車を乗り継ぎ約1時間、始発駅の箱根湯本に到着。神奈川・箱根の中でも最初にあじさいが咲き始めるエリアで、ホーム内であじさい電車に乗り換える。終点・強羅駅までは標高差445メートルあり、場所によっては7月中旬頃まであじさいを楽しむことができる。沿線には約7000株のあじさいが咲いていて、箱根登山鉄道の職員が手植え始めたもの。1973年ごろから植え始め、約10年後にはあじさい電車の呼び方が定着した。現在も1年を通し手入れされている。