けさ知っておきたいNEWS検定、今月はポイントが2倍。今年の小学1年生の男子の将来就きたい職業1位は警察官だが今、なり手不足に悩まされている。読売新聞の報道では警察官採用試験受験者数は2010年度に比べ10万人ほど減少、理由は「休みがなさそう」「上司が厳しそう」との負のイメージから減っているとされているが1万人採用なので3倍以上の倍率にはなっている。2040年に団塊ジュニア世代が引退時期となると年間8000人規模の退職者が見込まれ定員割れを起こすなどすると治安維持などに必要な従来の警察官の質を保てない恐れがでてくる。全国の警察官は26万人、警察組織は国の行政機関の警察庁でその下に各都道府県の警察本部があり東京都では警視庁がある。階級はキャリア組は警部補からスタートで昇任していく形、ノンキャリア組は採用試験に合格して警察学校に入り同時に巡査となって大卒は6カ月間その他は10カ月間学る。入校と同時に給与ももらえ、来年春から改定され約30万円の初任給になるということ。卒業後に一般的に警察署に配属され交番勤務となる。元警視庁の警部で警察ドラマ監修などを務める籠田氏によると休日に他都道府県に行く際は上司に届け出る規則があるといい「犯罪を防ぐためある程度の規則は必要」ということ。イメージアップ戦略の推進が行われ、オンライン説明会や職場体験、警察官ユーチューバーなどが行われているということ。働き改革として2024年度男性の育休取得立は88.9%と全国平均を上回っている。また警察学校の校則を見直す動きもあるということ。
