元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が、伝統の絹織物「結城紬」の魅力を伝える大使に任命され、阿見町にある二所ノ関部屋で委嘱式が行われた。結城紬は茨城県と栃木県で古くから伝わる絹織物で、生産が盛んな茨城県結城市では、その魅力をPRしようと市が著名人やゆかりのある人を結城紬大使に任命している。結城市の小林栄市長は「角界と結城紬は日本古来の伝統文化という共通点がある。優勝力士の大の里を生み出した部屋にあやかりたい」と述べ、委嘱状を手渡した。結城市は「さまざまな機会で結城紬の魅力をPRしてもらい知名度の向上につなげたい」としている。