松谷さんの睡眠の悩みは、なかなか寝付けず、次の日までうとうとすること。睡眠に入る前の1~2時間前の行動をチェック。洗面所が明るすぎること、素足であること、パジャマがスウェットであることが問題だと指摘された。スウェットは保温性は高いが、その分十分な放熱ができず、浅い眠りになる原因になる。一般的なパジャマを着ることで改善できる。目元を温めることは深い眠りのための良い行動。より簡単なのは、耳を温めること。全身の血行が良くなり、リラックス効果が得られる可能性があるという。耳の真ん中を手で掴み、手を使って耳を動かす。最後に、耳を餃子の形にして、そのまま耳を動かす。次に、寝室をチェック。松谷さんは、布団で寝ていた。敷ふとんが薄すぎること、羽毛布団の質が悪いことが問題だと指摘された。敷ふとんの下にマットレスを敷き、高品質な羽毛布団に変えて改善。硬めのマットレスを敷くことで、床の冷気を遮断できる。高品質な羽毛布団の条件は、「ダウンボール」「ダウン率」「羽毛の原産国」の3つ。ダウンボールは、大きいほど空気を多く蓄えられるためより暖かい。今回選んだ羽毛布団のダウン率は93%で、ポーランド産。ポーランドの水鳥は気候の特性上、沢山の羽毛を蓄える。過酷な環境が良質な羽毛を生み出す。