「緊急避妊薬」の薬局での一般販売を訴える「#なんでないのプロジェクト」は、望まない妊娠を防ぐ「緊急避妊薬」を薬局で、医師の診察を受けずに処方箋なしで購入できる試験的な取り組みに関する調査結果を発表。回答者のうち、「緊急避妊薬を実際に薬局で購入できた人」は15%にとどまっていて、8割以上が試験的販売に関する情報不足や対応している薬局が少なく、アクセスが難しいなどの理由から購入できなかったそうだ。また対応している薬局を見つけても、問い合わせや購入する際の手順の多さがハードルになっていることもわかった。団体の代表の福田和子さんは、今回の調査結果を受け、「女性が自分のことを守ってくれていると感じる制度設計をお願いしたい」とし、早期の導入を訴えた。