大阪・関西万博視察のため来日中のモンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相が生出演。モンテネグロはアドリア海と山脈に囲まれた美しい景色を活かした観光業が盛んな国で、GDPの約4分の1を観光業が占めている。人口は約62万人。面積は福島県と同じくらい。世界遺産のコトル旧市街、世界一美しいコトル湾が有名。特産物はワイン、生ハム。スパイッチ首相は19~20歳ごろ、日本政府の奨学金制度を利用して大阪大学で学んだ後、2008年に埼玉大学経済学部に入学し、2012年に卒業。卒業後は金融業界へ進み、2020年にモンテネグロの財務社会福祉相に民間登用された。2023年に政党「ヨーロッパ・ナウ!選挙連合」を結成し、6月に政権交代を実現。10月から首相を務めている。去年秋に長男が誕生。母国語の他に日本語、英語、中国語、ロシア語、フランス語の6カ国語を話す。埼玉大学の同級生に話を聞いたところ、「彼は休憩も取らずにガムシャラに頑張っていた印象はすごくあった。頼りになる存在だった」などと話した。能條は「政治家だったわけじゃなく民間登用で大臣になってから政治家になったという経歴も日本だとあまりない」、ミロイコ・スパイッチ首相は「英語は喋る機会がなかったから喋れなかった。日本に来て英語を勉強しながら日本語の勉強もした。両方ともできて盛り上がって、もっと勉強しようと思った」などとコメントした。
モンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相は埼玉大学在学中の2010年、野村総研が開催した学生小論文コンテストで「日本が世界のためにできること」をテーマに書いた論文が優秀賞を受賞した。論文の中には「中国の巨大すぎる経済力は独裁の状態を生み出す可能性が高い。軍事力を持たない日本は『平和』をキーワードにアジアを束ねる調整役になるべき」と考察した。ミロイコ・スパイッチ首相は「日本がアジアの舞台でリーダーシップをどうやって発揮できるのかを考えながら、こういうアイデアが出てきた。15年前の話なので色々変わった。今でも日本の原則は守らないといけないのは当然だと思っていて、平和や民主主義、法の支配は大事だと思う。日本は経済力でも政治力でも世界のトップだと思う。日本は技術や経済の能力をもっとアピールしたらいい。モンテネグロと日本は色んな場面でコラボレーションできると思う」などとコメントした。
モンテネグロのミロイコ・スパイッチ首相は埼玉大学在学中の2010年、野村総研が開催した学生小論文コンテストで「日本が世界のためにできること」をテーマに書いた論文が優秀賞を受賞した。論文の中には「中国の巨大すぎる経済力は独裁の状態を生み出す可能性が高い。軍事力を持たない日本は『平和』をキーワードにアジアを束ねる調整役になるべき」と考察した。ミロイコ・スパイッチ首相は「日本がアジアの舞台でリーダーシップをどうやって発揮できるのかを考えながら、こういうアイデアが出てきた。15年前の話なので色々変わった。今でも日本の原則は守らないといけないのは当然だと思っていて、平和や民主主義、法の支配は大事だと思う。日本は経済力でも政治力でも世界のトップだと思う。日本は技術や経済の能力をもっとアピールしたらいい。モンテネグロと日本は色んな場面でコラボレーションできると思う」などとコメントした。
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URL: http://www.kantei.go.jp/
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