視聴者からLINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVerで配信中。
松嶋尚美は夫と子供2人と母親と生活している。母親は変形性膝関節症の持病があり要介護状態で松嶋尚美の妹家族と同居していた。しかし、妹が心筋梗塞で入院し退院のめどが立たない状況になった。その後妹の子供が母親の世話を担当することになったが頻繁に衝突し松嶋尚美が引き取った。
夫は高齢者と暮らした経験がなく長男はお年寄りを怖がっていて長女は母親と仲良くしていた。同居当初の苦労その1は階段で体重約60kgの母親を夫と抱え階段を上がり玄関まで30分かかることもあった。そこで母親のためエレベーター付きマンションへ引っ越した。その2は薬で処方されたすべての薬を袋の指示通りに服用していた。しかし、低血圧状態になり転倒しけがをした。原因は薬の重複。松嶋尚美を助けたのが母親を担当していたケアマネジャーで「自力でできることを手伝うのはNG」と言われた。ダブルケアラーの苦悩その1はママ友を家に招きたいが母親がいるため誘いづらくなった。その2は息子のサッカーの試合を見に行くが母親の介護で最後まで見られない。その3は家族でドライブする際1時間以上かかる場所になると母親のトイレが気になり全力で楽しめない。
松嶋尚美は介護保険を利用し手すりを設置し介護ベッドをレンタルしている。母親は同居当初は医療費3割負担。1カ月の出費は総額18万円で母親の年金は月4万2000円。
家族の協力があり夫は朝4時からは俺がと母親をトイレに連れて行くようになり、長男は母親がサッカーの試合を観戦できるようにグラウンド近くにトイレがあり車いすでも大丈夫か確認する。長女は母親をトイレに連れて行ったり外出時に靴下を履かせたりする。普段から気をつけていることについて松嶋尚美は「頼れるものには頼り過度な自己犠牲にならないように気をつけている」と話した。