韓国国内では職場でのハラスメント行為が社会問題化。職場での嫌がらせ相談を受け付けている韓国の市民団体・職場のハラスメント119・チョンヒョンチョル事務局長は「韓国社会では新たな流れが生まれた。ハラスメントや不当な事例が表面化してきた」と語った。この夏によせられた相談「エアコンハラスメント」を紹介。客が誰もいない真夏のレストラン。電気代を節約する店のオーナーはエアコンを切って自分は外出。数時間後、戻ってきたオーナーはエアコンが入っていることに激怒し従業員たちを怒鳴り散らしたという。またチョン事務局長は「防犯カメラによる監視は最近韓国で増えている傾向」と語った。ほかにも会社から辞表提出を要求された社員がこれを拒否し、労働基準監督署に訴えたことが知れ渡り、その社員のデスクと荷物を廊下に移動させられたというケースもあった。
職場でのハラスメントに対する韓国国民の認識を変えた事件がある。職場のハラスメント119・チョンヒョンチョル事務局長は「大韓航空一家のパワハラなどが報道されたことで、問題提起し解決する必要があるとの認識が高まった」と語った。こうした事件をきっかけに2019年職場ハラスメント禁止法が施行された。しかしチョン事務局長は「制度は用意されたが、韓国社会のハラスメントに対する認識や文化はまだ足りないように感じる」と語った。
職場でのハラスメントに対する韓国国民の認識を変えた事件がある。職場のハラスメント119・チョンヒョンチョル事務局長は「大韓航空一家のパワハラなどが報道されたことで、問題提起し解決する必要があるとの認識が高まった」と語った。こうした事件をきっかけに2019年職場ハラスメント禁止法が施行された。しかしチョン事務局長は「制度は用意されたが、韓国社会のハラスメントに対する認識や文化はまだ足りないように感じる」と語った。