料理研究家・小林まさるさんを取材。義理の娘のまさみさんとのコンビでも知られる。樺太でロシア人と3年ぐらい暮らしたことがあり、そのときに食べたパンと似ているということで、行きつけのパン屋さんでライ麦パンを購入して食べている。戦争当時、集団自決した人もいて、それを受けてまさるさんの父は輪になって手榴弾で一緒に死のうと提案された記憶を語った。結局父は手榴弾のピンを抜かなかったが、生き延び先ですさまじい飢えを経験。そんな中、父が作ってくれた豚の缶詰を使った肉うどんを、記憶を頼りに作った。まさるさんは、あの日を経験したからこそ食のおそろしさとありがたさを知っている。食べ物がないときは分け合うことの大切さを語った。
