熊本県内で古くから育てられているニワトリ「肥後五鶏」を受け継いでもらおうと、あさぎり町の南稜高校に愛好者でつくる保存会から「達磨ちゃぼ」と呼ばれる生後1年ほどの「肥後ちゃぼ」3羽が譲渡された。肥後ちゃぼの他、熊本種、久連子鶏、地すり、天草大王の計5つの種類は「肥後五鶏」と呼ばれ、熊本県内で古くから育てられている。譲渡式には県内の愛好者でつくる「肥後ちゃぼ保存会」の今村安孝会長など3人が出席した。南稜高校によると、去年10月には保存会から4つの鶏種計13羽がすでに譲渡されていて、校内で飼育されているという。