別の日、ゴミ屋敷ハンターが向かったのは、関東地方にあるワンルームの賃貸アパート。玄関を開けるとまず目に飛び込んできたのは、山積みにされたシューズの箱。その下には冷蔵庫。なぜか箱の中のシューズはどれも新品。部屋の中は足の踏み場もない程、物で埋め尽くされている。その隙間から日差しがチラリ。扉は物でつっかえほとんど開かない。この部屋の住人はサービス業で働く60代独身男性。しかし3か月前に脳梗塞で倒れ長期の入院をすることになった。そこで男性の了承のもと、アパートを引き払うため妹が片付けを依頼。齊藤さんは部屋の状況から男性の生活を「ここに椅子があるので、おそらくここで生活していたのかな」と予測する。そしてほとんどの物が手つかずの状態であることについては、「買っちゃうクセじゃないですかね」と話す。早速片付け開始。まずは玄関付近の物から運び出すことに。ゴミを分別するため棚の中を確認。すると出てきたのはキレイに畳まれた古着のTシャツ。齊藤さん曰く、男性は几帳面な性格だったのではないかという。さらに部屋から出てくる様々な物に、男性が収集家だった片鱗がうかがえる。見つけたのは缶飲料。賞味期限を確認すると、2023年10月だった。賞味期限切れの缶飲料は分別のため、中身を捨てる手間がかかりちょっと厄介。そんな中、出てきたのは丁寧に保存された演劇のパンフレットとチケット。そして片付けも終盤を迎えた頃、今回片付けを依頼した妹がやってきた。兄について聞いてみると、「几帳面ではない」という。様々な事情を抱え駆け込む依頼者。困っている人の味方になりたいと、齊藤さんは言う。
