マンションのエントランスを自由自在に動くのは、届いた荷物を各部屋まで届ける自動配送ロボット。ヤマト運輸が首都圏の大規模マンションで実証実験をスタートさせた。設置されたスマート宅配ボックスから荷物の情報を読み取りロボットに連携。備え付けのアームを使って解錠したり、エレベーターに自分で乗り込んだりインタホンを鳴らすこともできる。対面と置き配の両方に対応し、利用者が希望する受取方法や日時に合わせて荷物を届ける。近年都市部や再開発エリアを中心に、大規模マンションが増加。ヤマト運輸は多様なニーズに対応しつつ、物流現場を効率化し来年中の実用化を目指す。
