- 出演者
- 榎並大二郎 上中勇樹 松江英夫 海老原優香 西内啓
オープニング映像。
出演者がオープニングの挨拶をした。
アメリカ西部のワイオミング州で開かれている、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」。FRBのパウエル議長は講演で「リスクのバランスが変わりつつあるようだ」との認識を示したうえで、来月の会合で利下げの可能性を示唆した。トランプ大統領はこれまで利下げに慎重なパウエル議長を「遅すぎる男」などと批判し、圧力をかけてきた。パウエル議長の発言を受けてニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は一時900ドル以上値を上げて、取引時間中の最高値を更新した。また外国為替市場の円相場は円高が急速に進んだ。
7月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除いた指数が前年同月比より3.1%上昇した。コメ類の上昇率は90.7%と高い水準が続いている他、チョコレートや鶏肉も上昇が目立ち、食品の値上がりが全体を押し上げた。こうした中、日銀が政策金利を引き上げる「利上げ」に動きやすくなるとの見方が強まっている。長期金利の代表的な指標である10年もの国際の利回りは一時1.615%まで上昇し、約10年ぶりの水準をつけた。長期金利の上昇は「住宅ローン固定金利」の引き上げにつながる危険性があり、暮らしへの影響が注視される。
マンションのエントランスを自由自在に動くのは、届いた荷物を各部屋まで届ける自動配送ロボット。ヤマト運輸が首都圏の大規模マンションで実証実験をスタートさせた。設置されたスマート宅配ボックスから荷物の情報を読み取りロボットに連携。備え付けのアームを使って解錠したり、エレベーターに自分で乗り込んだりインタホンを鳴らすこともできる。対面と置き配の両方に対応し、利用者が希望する受取方法や日時に合わせて荷物を届ける。近年都市部や再開発エリアを中心に、大規模マンションが増加。ヤマト運輸は多様なニーズに対応しつつ、物流現場を効率化し来年中の実用化を目指す。
物流業界で進むロボットの活用について、デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫は「物流の人手不足や高齢化による買い物困難者など、日本の社会課題を解決するのに必要不可欠。一方で本格的に普及するにはハードルがあり、経済性や法規制、技術の課題を一気に解決するスタンスが求められる。中でも鍵を握るのが経済性で、採算が取れるのか。個社だけで解決するのは無理なので、課題解決にメリットを感じる多様なプレイヤーがコストを分担していく、さらには新しい収益源を見つけていく必要がある。社会課題を解決するとメリットを感じる人達でコストを負担しながら、今までなかったような新たな収益源をそれぞれ見つけていくスタンスが重要」などとコメントした。
横浜市で行われたTICAD(アフリカ開発会議)は、成果文書「横浜宣言」を採択し閉会した。宣言ではAIや農業などの分野で日本の技術を活用するアフリカの経済成長支援を打ち出した。また各国がアメリカの関税措置の影響を受ける中、「保護主義の高まりがアフリカの世界市場への参入を制限している」と指摘し自由貿易体制の重要性を再確認したほか、アフリカとインド太平洋地域の連結性を強化する方針を明記した。
理化学研究所は、2030年頃の運用開始を目指すスーパーコンピュータ「富岳」の後継機「富岳NEXT」の開発に、富士通に加え半導体大手のエヌビディアが参加すると発表した。AIを活用して大幅な質の向上を図り、世界最高水準の性能達成が目標。富岳と比べ最大100倍程度のアプリケーションの高速化を目指したいとしていて、自動車設計や防災対策など幅広い分野での貢献が見込まれている。
テクノロジーの変化とともに変わっていく労働環境。そんな中で重視されるのが働く人の「スキル」で、求人サイトを運営する「Indeed」は日本とアメリカの働く人にスキルに関する調査をおこなった。「仕事に関連するスキルの重要性の高まり」について聞いたところ、「そう思う」が日本では56.2%、アメリカでは82.5%に上った。「新たに習得したい、もしくはいま以上に高めたいと思うスキル」について聞いたところ、日本では「回復力・柔軟性・敏しょう性」や「好奇心・学び続けるマインド」などのソフトスキルが上位に。これに対し、アメリカでは「テクノロジーリテラシー」や「人工知能・ビッグデータ運用スキル」などのハードスキルが上位だった。一方で「スキルを習得したい、高めたいとは思わない」と回答した人が日本では29.3%、アメリカで3.7%と大きな差がある。
「Indeed」による日本、アメリカの労働者及び採用担当者で行った調査について、データサイエンスの専門家である西内啓は「日本では個人の学ぶ意欲も、企業の学び支援もあまりに低いという実態がわかった。国際的に見ても、日本は企業が人材育成に投資する額があまりに少ないと長年指摘されてきた。この間賃金上昇も限られており、働く人にとっても学ぶことでより良いキャリアが歩めるという実感が持ちにくい社会だった。あらためて社員任せではなく、企業が積極的に社員の成長を計画を立ててサポートし、育成された社員に魅力的な環境や待遇を用意することがこれからの日本企業の勝ち筋になっていく」などとコメントした。
岩井明愛は序盤から8mのロングパットを沈めた。-7で首位発進した。
セ・リーグは阪神が独走。パ・リーグはソフトバンクが勝つと優勝マジック27が点灯する。日本ハムとソフトバンクの試合。日本ハムは今宮健太のプロ通算100号で2点を先制された。万波中正は19号を放った。日本ハムが勝利した。
4位楽天と3位オリックスのAクラスをかけた直接対決。楽天は中島、フランコの一発攻勢で初戦を制した。楽天3-2オリックス。
ビジター12連敗中の西武・高橋光成は12年前に甲子園で優勝した日にビジターでのロッテ戦に先発登板。8回無失点でようやく連敗を止めた。西武3-0ロッテ。
阪神はヤクルト・村上に9号ホームランを浴び先制を許したものの、その後同点に追いつき延長10回に熊谷のタイムリーで勝利。優勝マジックを19とした。阪神3-1ヤクルト。
巨人は離脱していた主力が続々復帰。先日の岡本に続ききょうは吉川が21試合ぶりにスタメンに入ると早速ヒットを放った。巨人8-1DeNA。
中日は今季未だヒットのないロドリゲスが延長11回に決勝タイムリーで待望の初安打を記録した。中日6-4広島。
セ・リーグ1位阪神、2位巨人、3位DeNA、4位広島、5位中日、6位ヤクルト。パ・リーグ1位ソフトバンク、2位日本ハム、3位オリックス、4位楽天、5位西武、6位ロッテ。
カブスは地区首位のブルワーズ線で今永が先発。立ち上がりに先制ホームランを許すもその後は粘りの投球で7回2失点に抑えるも、6敗目を喫した。ブルワーズ4-1カブス。
あすからドジャースとパドレスによるナ・リーグ西地区の首位攻防戦が行われる。先週の3連戦がドジャースが3連勝し首位を奪い返した。ドジャースはその後の4試合が2勝2敗、パドレスは3勝1敗、さらにパドレス救援陣は7回以降1点も取られていない。初戦はパドレスの先発がダルビッシュ有と発表され、大谷翔平との対決が注目されている。