今日閣議決定された自殺対策白書によると、去年1年間に自殺した人は1万9188人で、前の年より1132人少なく、1978年の統計開始以来、初めて2万人を下回り最も少なくなった。一方で、小中高生の自殺者数は小学生が10人、中学生が172人、高校生が356人のあわせて538人で、統計のある1980年以降で最も多くなり、19歳以下の男女や20代の女性の自殺死亡率も近年、上昇傾向にあるという。自殺した人の性別や職業などを詳しく分析したところ、男女ともに1人暮らしで、働いている人や年金受給者、それに同居人がいて働いている女性などの属性では減少傾向になっておらず、健康問題や生活苦による問題などが主な自殺の原因や動機となっているとしている。政府は引き続き医療や福祉、生活困窮支援などの総合的な取り組みを行い、不安や悩みを抱えている人が必要な場合に支援を継続して受けられる仕組みが求められるとしている。
