国会提出に向けた自民党内の議論が難航している年金改革関連法案を巡り、きのう厚労省は会社員らが加入する厚生年金の積立金を使い、国民全体の基礎年金底上げの案について断念する方針を自民党に示した。底上げ策については自民党内部で「国民から理解してもらえない」などと反対意見があがっていた。修正案を受け、自民党の一部の議員は賛成示す一方、夏の参院選控え、今国会での法案提出自体に慎重な声があがっている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.