今月4日に、自民党総裁選後のあいさつ回りで、公明党は「政治とカネ」「歴史認識と靖国参拝」「外国人との共生」が懸念していると伝えていた。斉藤さんは高市さんにホンネの話をしたいので時間をとってほしいと伝えていた。自公連立政権は、岸田政権、石破政権でも、総裁が決まったその日のうちに合意が行われていた。今回は異例だった。高市総裁は玉木氏と秘密裏に会談していた。麻生さんと国民民主党の榛葉さんが会談。7日には自民党の役員人事が発表された。公明党と縁のある人はその中に見当たらなかった。公明党側は小泉進次郎さんになると思ってセッティングしていた。公明党と小泉進次郎の間の文章はできあがっていた。公明党は7日か8日には連立離脱を決めていた。高市総裁は公明党の意思に気付いてなかったのだろう。自民と公明が一緒にやっていくことに限界があったのだろう。執行部人事には麻生派が多かった。萩生田光一さんが入っていたことも、公明党は納得できなかったのだろう。自民党は公明党を軽くみていたのではないか。第二次麻生政権のような執行部の人事だ。政権交代の可能性が出てきた。