ことし5月に行われた栃木県での自民党支部の会合において簗農水大臣が発言したとみられる音声が公開された。その内容は、「那須烏山市と那珂川町の今年度の道路予算を大幅にカットした。1つは首長が自民党の国会議員はいらないという行動をした。2つ目は多くの市民・町民が自民党候補に入れない判断をした。そうれであれば自民党議員に頼ってインフラ予算が必要だというところに多く回す、それをやりました」というもの。これについて今野忍氏は、「制度上はできないが、私が大幅にカットしたと言っているので説明責任は当然ある。削らせたんだったら地方自治への介入で問題、削らせていないんだったらハッタリで嘘をついて有権者を脅したことになる」と解説した。杉村太蔵は、「高市政権にとって大きな問題になるのでは。票を入れない報復。国土交通省の立場だと全国1800の自治体みんな予算が欲しい中でうちはいらないと地元の代議士から上がってきたら他に移そうかとなる。その理由が政策的なことでなく政治的なことなら大変な問題。政権の中でも相当慎重な事実確認をやってると思う」と話した。簗和生農水相の出馬した栃木3区では今年の衆院選で大敗して比例復活で当選した。那須烏山市と那珂川町は簗農水相が大敗した地域。那須烏山市長と那珂川町長は無所属で出馬し当選した渡辺真太朗衆院議員の支援に回ることを公言していた。前年に多く予算を付けたところが翌年下がるということはあり得ることなので、たまたま簗農水相を支持しなかった自治体の予算が減っていたのでそこに目をつけて発言したのか、本当に国交省に無理難題を言ったのかは慎重に調査しているとみられる。
