個性豊かな訳あり四姉妹のコメディ漫画『ツイステッド・シスターズ』。ツイステッドとは、”ねじれた”という意味があり、”ねじれた姉妹”と直訳できる。長い連載を終えたばかりの人気マンガ家”理華子”45歳は、彼女の元にかかってきた電話は、およそ20年も会っていなかった父の危篤の知らせだった。複雑な思いを抱えながらも父の元へ尋ねると、今まで三姉妹の末っ子と思っていたのだが、四女”ティアラ”20歳や、長女”良子”75歳、次女”純子”60歳など全員母親違いの姉妹が現れた。この姉妹の父親は自由奔放な人だった。父に振り回されながらバラバラの人生を歩んできた四姉妹が集結。人との関わりが苦手な三女の理華子にパパが大好きな四女のティアラにマイペースで見えっ張りな長女良子と一番のしっかり者の次女の純子の四姉妹に囲まれ息を引き取った100歳の父は、子どもたちに遺言書を残していた。父が遺産で遺した洋館で父と過ごす最後の夜に、パパが大好きなティアラは亡くなった父親と写真を撮ったり、父親の横で寝ていた。翌日、葬儀のため、姉たちも合流するとマイペースな長女の意外な一面があった。葬儀の参列者は、往年の大女優郡で、長女も元大女優だった。父の遺言書に注目すると、”五人の娘たちに与えたいl”とあり、五人目の娘が青い瞳の赤ん坊で病院にいるという。さらに五人の娘とは別に”謎の人物”が登場する。賀屋壮也は、「作者の山下先生は、家族を直接は描かない、ちゃんと絵で伝える」などとコメントした。