俳優・城田優さん。数多くのドラマや映画で活躍し、舞台やミュージカルにも多数出演する人気俳優。日本人の父とスペイン人の母を持ち、端正な顔立ちと身長190cmという抜群のスタイル。しかし笑顔の裏にはある記憶が。「ハーフだったりというところが自分にとってマイナス。中学の時授業中にずっと腰曲げてこれ以上身長を伸ばさないように」などと話した。いつかテレビで活躍したい、そんな憧れを抱き8歳で帰国。2003年17歳でデビュー、様々な舞台を経験し2007年ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」に出演。テレビの世界で活躍するという夢を実現させ順風満帆な人生にみえたが、「幼少期はスペインにいる時にはアジア人に見られるし、日本に帰ってきたら外国人に見られるし、どこに行っても自分の居場所がない、アイデンティティークライシスがあって」などと話した。存在価値などが見いだせないつらい体験。固定観念からくる心ない評価。自分では変えられないやりきれない理由でチャンスをつかめない日々が続いたが、夢を諦めず前を向いて突き進んだ。そんな城田さんを支えたOne Wordは「ケセラセラ」。「なるようになるとマインドを持つことがある意味、自分を自由にしてくれる、少しだけ自分が楽になれる、そんな言葉」とのこと。今では新たなマインドとなって城田さんを支えていて、挑戦し失敗してもどうにかなるとのこと。城田さんは今、演出、プロデュースにも挑戦中。来週スタートする「TOKYO~the city of music and love~」は歌やダンスだけでなく、映像など様々な要素が融合したこれまでにない新しいエンターテイメントショーという。