イルカのウォッチングスポットとしても有名な熊本県・天草の海。そんな天草の海岸に無数に散らばっていたのは箱状の漂着物。漂着物には英語で「FILTER CIGARETTES」、日本語で“たばこ”と書かれている。さらに下の方には中国語で「小中学生は吸ってはいけません」との表記が。先月23日からこれまでにたばこが漂流しているという情報が15件ほど寄せられたという。中国製と見られているたばこが見つかったのは天草市などの複数の海岸で、警察がこれまでに約650カートン回収したという。また警察とは別に苓北町が軽トラック1台分のたばこを回収した。この日も回収を行う職人の姿があった。回収したたばこは町が一般廃棄物として処分しているという。警察は今のところ事件性はないとみているが、流れ着いた経緯などは分かっていない。