今警戒が必要なのは水の事故。今日、広島県坂町の海水浴場では、13歳の女子中学生が溺れて死亡した。女子中学生は家族ら6人で訪れていたが、溺れそうになった幼い妹を助けようとしていたとのこと。
今夏、全国で相次いでいる水難事故。悲劇を繰り返さないため、各地で新たな取り組みが進められていた。神奈川県江の島では、ドローンを使ったパトロールが行われている（神奈川県などが主導）。鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市の約10kmを市を跨いで広域に監視することで、ライフセーバーがいない場所でも救助が可能。命に関わる海水浴場での事故。その原因34％を占めたのが、「離岸流」。スピードは毎秒2mになることもあり、競泳自由形の五輪金メダリストに匹敵するとのこと。千葉県、神奈川県、福井県など5箇所のビーチで導入されている新たな離岸流対策があった。福井県のビーチでは4台のカメラで波の様子を常にチェック。2021年のAIシステム導入後より水難事故ゼロとなっている。