- 出演者
- 北野剛寛 福井慎二 猪原智紀 川崎寛司 瀬戸秀夫 小山径 後藤康之 一柳亜矢子 坂下恵理
オープニング映像が流れた。
核兵器禁止条約の締約国会議が開かれているニューヨークの大学で現地を訪れている被爆者が証言を行い、参加した学生に直接核兵器の廃絶を訴えた。証言会は国連本部で開かれている締約国会議に合わせてニューヨークの大学が企画し、1歳のときに長崎で被爆した和田征子さんが登壇した。和田さんは100人余りの学生などを前に、一緒にいた母親から聞いた当時の様子について英語で証言した。
長崎大学ではキャンパス内に教職員が利用できる保育園を設けたり、女性教員の海外派遣をサポートしたりして女性の教員を支援する事業を行っている。長崎大学はきのう支援事業の報告会を開き、取り組みの結果、女性の教員の割合が25.7パーセントと女子大学を除く全国46の国立の総合大学の中で最も高くなったことなどを紹介した。その上で、報告会では今後、大学の運営に関わる役職に女性を登用する機会を増やすなどして支援を拡充することを確認した。
佐賀県はオランダとものづくりなどの連携協定を結んでいて、去年6月にオランダの駐日大使からの依頼を受け、来月始まる大阪関西万博のオランダパビリオンで使う家具を共同で制作している。これまではオンラインで打ち合わせを重ねてきたが、試作品の完成に合わせてオランダのデザイナーのファニ・ボルデスさんがきょう初めて佐賀市を訪れた。ボルデスさんは制作を請け負っている佐賀市の家具メーカーの工場を訪問し、制作工程を間近で見ながら使っている木材の材質や加工の仕方などについて説明を受けた。そして試作品の一つで高さ60センチほどのサイドテーブルに触れながら、色やつなぎ目、それに形などを入念に確認していた。
JR東海は、リニア中央新幹線の工事に伴う大井川の水資源への影響などについてきょうから流域の自治体ごとに住民説明会を開いている。JR東海の説明会は来月にかけて大井川流域の8つの市と2つの町ごとにいずれも2回ずつ予定されていて、初回となる島田市はきょうから市内の交流施設で開かれている。会場には次々と住民が訪れていて、県内でのリニア工事の概要や水の流出対策などについて映像やパネルを使って説明している。JR東海としては、静岡県が県内での着工を認めていない中、早期着工に向けて住民の理解を得ていきたい狙いがあるものとみられる。
「#7119」は急な病気やけがをして救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに相談できる電話相談窓口で、県は去年10月から平日の夜間や土日など多くの医療機関が休診となる時間帯に限って運用を始めている。県によると、ことし1月末までの4か月間でおよそ9800件の相談があり、需要の高さとともに増加傾向となっていた救急車の出動件数が緩和されるなど一定の効果が確認できたとしている。これを踏まえ県は新年度から相談窓口を24時間365日利用できるように拡充し、相談員も増員する方針。利用を促すため高齢者世代に対する広報を強化するとともに、若い世代に対してはSNSを活用した情報発信を行うことにしている。
大阪関西万博の開催に合わせて大阪と奈良を結ぶJR西日本の特急「まほろば」は来月から新車両での運行が始まる。これを前に、きょう報道陣に新車両「安寧」が公開された。「安寧」は3両編成で、車両の前面には唐草文様をモチーフに鹿や金魚、大和野菜など奈良らしい要素を取り入れたロゴマークが描かれている。また、座席には奈良時代や平安時代に装飾として多く用いられた花の文様があしらわれている。まほろばは今月15日から大阪関西万博が閉幕することし10月までの間、大阪駅や新大阪駅と奈良駅を結び、土日と祝日に1日2往復運行する。万博の開催に合わせて観光客の増加が見込まれることから、JR西日本は奈良県にも足を運んでもらおうと来月5日から新車両での運行を始めるという。また、秋ごろには別の新車両「悠久」が運行を始める予定。
松江市の技術者が開発したコンピューターのプログラミング言語「Ruby」を若い世代が学ぶ合宿が、出雲市で開かれた。この合宿は松江市のまつもとゆきひろさんが開発したコンピューターのプログラミング言語「Ruby」を若い人たちに知ってもらおうと島根県が毎年開いていて、県内外の大学生や専門学校生など25人が参加した。4泊5日の合宿の最終日のきょう成果発表会が行われ、参加者が5つのチームに分かれRubyを使って動きを制御したロボットでゲームをした。ゲームはロボットを動かしてボールを90秒以内に1メートルほど離れたゴールに運ぶもので、ロボットがボールを想定どおりに運ぶと大きな歓声が上がっていた。
書や陶芸、料理など幅広い分野で活躍した芸術家・北大路魯山人の作品展が安来市の足立美術館で開かれている。この作品展は開館55周年を記念して開かれていて、明治から昭和にかけて書や陶芸、料理などで活躍した芸術家・北大路魯山人の作品520点が展示されている。このうち「椿鉢」は鉢の内側と外側につばきの花が鮮やかに描かれ、魯山人が自分の料理で客をもてなす際に使ったとされている。さらに晩年の書の代表作とされる「いろは屏風」は酒の席で酔った勢いでびょうぶに筆でいろは歌を書いたもので、自由奔放で型にはまらない魯山人ならではの作品。この展覧会は5月25日まで開かれている。
北海道経済産業局などでつくる協議会は、半導体に関する物流の課題に特化した会議を去年11月に発足させていて、きょう札幌市内で会合が開かれた。半導体の製造に用いる産業ガスや薬液などの危険物は、事故防止のため青函トンネルを使って鉄道で輸送することが制限されていて、道外からの輸送には船舶に頼らざるをえない。船舶での輸送は、半導体関連の物流で一般的なトラックに比べて所要時間の長さや物流コストの高さが課題となっている。このため、半導体関連企業や産業ガスのメーカー物流企業などが対応策を検討してきた。これまでの検討結果が報告され物流の効率化に向けてRapidusのほか、産業ガスのメーカーや物流企業など合わせて6社が共同輸送に向けた取り組みを新年度から始め、参加企業が具体的な輸送方法について検討していくことになった。
道内ではことしに入ってからきのうまでに交通事故で亡くなった人が28人に上り、去年の同じ時期に比べて19人増えている。道は先月末から交通死亡事故の多発警報を出し事故防止の対策を強化しているが、今月に入っても死亡事故が3件相次いだ。このため道はきょう会議を開き、警報を今月14日まで延長することを決めた。延長されるのは制度が始まった平成16年以降初めてだという。道ではこれから雪解けが本格化し車のスピードが出やすくなる傾向がある一方、朝晩は冷えて路面状況がスリップしやすくなっているとして、交差点や見通しが悪い場所では減速することや車間距離を夏場の2倍以上は確保してほしいと呼びかけている。
パラスポーツの体験授業がオホーツク海側の佐呂間町の小学校で行われ、子どもたちが車いすバスケットボールを体験した。講師を務めたのは車いすバスケットボール男子日本代表のキャプテンとしてシドニーパラリンピックに出場した根木慎志さん。このパラスポーツの体験授業「あすチャレ!スクール」は日本財団パラスポーツサポートセンターが全国で開催していて、きょう佐呂間町で行われた授業には町内の3つの小学校の児童およそ150人が参加した。このあと子どもたちは車いすバスケットボールの試合も体験した。
東日本大震災と福島第一原発の事故からまもなく14年。ネット上では未だに福島に対する偏見や中傷の言葉が溢れているという現状がある。そんな現状にアートを通じて立ち向かっているのが高校生の佐藤美穂さん。佐藤さんの作品は、福島への心無い言葉が書かれた福島の地図の上にポジティブな言葉が上書きされている。展示を見た人が言葉を上書きしていくこの作品は、原発事故とその後の風評被害を乗り越える取り組みとして注目された。佐藤さんは震災後に県外在住の近しい人から「福島の米を送ってこないでほしい」と言われたことがずっと心に刺さっているという。佐藤さんは福島に対する根強い偏見が今もあることを知り、福島のために自分ができることを探した。そしてたどり着いたのがアートという答えだった。誹謗中傷の言葉を消すのではなくポジティブな言葉で何度も上書きしていくことで間接的にメッセージを伝えることを目指したという。佐藤さんは「皆が福島の実像を見てくれたら『知る』という新しい復興の形になるのではないか」などと話した。佐藤さんを始め学生達の作品を展示する企画展が東京大学と福島市で今月開かれることになっている。
天気予報を伝えた。
奈良県立医科大学が人口赤血球の開発を進めており、今年の春頃には実際に治験を開始したいとしている。人口赤血球は常温で長期保存ができ、血液型を問わないメリットがあるという。
今日のぶらり旅は福井 高浜町。高浜漁港のすぐ隣の施設では漁港から直送された魚がいけすが泳いでおり、好きなものをその場でさばいてもらい食べることができる。高浜町には8つの海水浴場があり、中でも若狭和田ビーチはBLUE FLAGを9年連続で取得。ビーチクリーンイベントを開催している藤根さんを取材。ゴミは夏より冬のほうがあり、今がまさにビーチクリーンのシーズンだそう。海辺での暮らしに惹かれ移り住んだ人もいる。塩土地区に住む建築家の藤本さんは自宅の1階部分を使い高浜でとれた魚を展示している。藤本さんが特に気に入っているという塩土地区の建物・漁師小屋を紹介。海や空の様子を見られるように造られた大きな窓など部屋の独特な造りに惹かれているが、年々漁師の数は減っており地区の漁師小屋はほとんど使われていない。なんとか未来に残したいと、藤本さんは漁師小屋を改装し釣具屋をオープンさせた。
万博開催まであと37日。万博のシンボルとされる大屋根リングは先週完成。世界最大の木造建築物としてギネスに認定されたという。
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- 2025年日本国際博覧会夢洲(大阪)
午後LIVE ニュースーンの番組宣伝。