JR東海は、リニア中央新幹線の工事に伴う大井川の水資源への影響などについてきょうから流域の自治体ごとに住民説明会を開いている。JR東海の説明会は来月にかけて大井川流域の8つの市と2つの町ごとにいずれも2回ずつ予定されていて、初回となる島田市はきょうから市内の交流施設で開かれている。会場には次々と住民が訪れていて、県内でのリニア工事の概要や水の流出対策などについて映像やパネルを使って説明している。JR東海としては、静岡県が県内での着工を認めていない中、早期着工に向けて住民の理解を得ていきたい狙いがあるものとみられる。