道内ではことしに入ってからきのうまでに交通事故で亡くなった人が28人に上り、去年の同じ時期に比べて19人増えている。道は先月末から交通死亡事故の多発警報を出し事故防止の対策を強化しているが、今月に入っても死亡事故が3件相次いだ。このため道はきょう会議を開き、警報を今月14日まで延長することを決めた。延長されるのは制度が始まった平成16年以降初めてだという。道ではこれから雪解けが本格化し車のスピードが出やすくなる傾向がある一方、朝晩は冷えて路面状況がスリップしやすくなっているとして、交差点や見通しが悪い場所では減速することや車間距離を夏場の2倍以上は確保してほしいと呼びかけている。