- 出演者
- 田代杏子 高瀬耕造 坂下恵理
全国の気象情報を伝えた。
北海道内はきょうも各地で気温が上がり、遠軽町では午前中から35℃を超えるなどすでに猛烈な暑さとなっている。気象台などは石狩・空知・後志地方と網走・北見・紋別地方に熱中症警戒アラートを発表し、熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけている。
北海道庁の旧庁舎、赤レンガ庁舎が5年余りの改修工事を終えて、きょうリニューアルオープンした。記念の式典には鈴木知事が訪れ「ぜひ多くの皆さんにご利用いただければ」と語った。改修後は庁舎の歴史や道内の地域の魅力を発信する展示を充実させ、シンボルの八角塔の屋根が新しい銅板にふき替えられた。
大阪管区気象台によると近畿地方はきょうも高気圧に覆われ午前中から各地で猛烈な暑さとなっている。熱中症の危険性が極めて高くなるとして京都と兵庫に熱中症警戒アラートが発表されている。こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症対策を徹底すること。
台風7号に影響で奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっていて、雷を伴った激しい雨が降るおそれがある。気象台は土砂災害や強風、うねりを伴った高波に注意するよう呼びかけている。一方、太平洋高気圧のふちを回る暖かく湿った空気が流れ込む影響で大隅・種子島や屋久島地方も大気の状態が不安定になる見込みで、あさってにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要。
テーマパーク「ジャングリア沖縄」がきょう今帰仁村にオープンし、午前中から大勢の人でにぎわっている。ジャングリア沖縄はパワーバカンスがコンセプトで、約60ヘクタールの敷地に22のアトラクションと15の飲食施設を備えている。大阪や東京からの観光客の姿もあった。新たな観光の目玉となれば地域の雇用創出や産業振興につながるとの期待もあり、沖縄の経済の起爆剤となれるか注目されている。一方、交通渋滞による住民生活への影響が懸念されていて、交通インフラや施設内外の駐車場の整備など対策が進められている。
台風8号は今夜から沖縄地方に接近する見込み。気象台は強風や高波などに十分注意するよう呼びかけている。沖縄本島地方では台風の発達の程度によってはあすとあさって。大しけや警報級の大雨となるおそれ。一方、台風7号はこのあと熱帯低気圧となる見込み。
神奈川・横浜市に住むウクライナ人の女性はロシアによるウクライナ侵攻が始まった約1か月後の2022年3月末にウクライナ中部ポルタヴァ州から当時、2歳と6歳の2人の娘を連れて日本に避難した。ウクライナにいる夫とは離れ離れの生活。住まいは横浜市から無償で提供を受けているが、将来への不安を感じながら生活している。日本では1人で子育てをしていることに加え、持病や言葉の壁もあり仕事に就けずにいるという。これまで公益財団法人の日本財団から年間100万円の支援を受けてきたが、期間は最長3年のため今年5月で終了した。女性の地元では今も攻撃が繰り返されているため帰国することができない。こうした中、女性の心の支えになっているのが同じ市営住宅に暮らす夫婦。2人は翻訳アプリを使いながら女性の子どもの送り迎えや病院の予約、役場の手続きなど身の回りの相談に乗ったり手伝ったりしている。
山形県を襲った去年7月の豪雨から1年となるきょう、新庄市では救助に向かう途中に氾濫した川の濁流に流されて死亡した警察官2人の追悼式が開かれた。山形県警は2人が殉職したことを受け災害時に出勤する警察官全員分の救命胴衣を配備するなど、安全確保に向けた対策の強化を進めている。また、7月25日を災害教訓伝承の日と定め、この日の前後には県内の各警察署で水害を想定した救助訓練が行われる。
豪雨から1年のきょう、避難途中だった80代の女性が亡くなった酒田市では市の関係者らが現場を訪れ花を手向けた。一方、大沢地区では川の氾濫や土砂災害が相次ぎ自宅の再建を諦めて引っ越す住民も多く、先月末時点の人口は160世帯392人で、1年前と比べ26世帯72人減っている。
630人が犠牲となった昭和32年の諫早大水害からきょうで68年。諫早市では犠牲者を追悼する法要が営まれた。大久保市長は「このような惨禍を決して風化させることなく後世に伝えるとともに自然災害に強い安心・安全な街作りに邁進したい」、諫早佛教連合会・内田英隆会長は「年に一回はしっかりと思い出し日頃から防災に対する危機感を持たなくてはいけない」と語った。
ことしで戦後80年となる中、被爆者から体験を聞き取って語り継ぐ人たちの講話が秋田大学で開かれ、東京都の小学5年生が長崎の被爆者から引き継いだ戦争体験について、その恐ろしさを伝えた。講話を聞いた学生は「核は個人的に持たない世界になったほうがよいのかなと強く思った」と語った。
「麦と兵隊」で知られる火野葦平、「放浪記」などの作品を手掛けた林芙美子、戦後80年にあわせて北九州市小倉北区・北九州市立文学館で開かれている企画展では北九州ゆかりの2人の作家の従軍の資料など約170点が展示されている。旧日本軍がインド北東部の攻略を目指した昭和19年のインパール作戦に火野葦平が従軍した際の手帳や太平洋戦争で南方に派遣された林芙美子が帰国後に書いた詩などを展示。企画展は9月28日まで開かれている。
富山局から刑務所ラジオのDJ住職についての話題を伝える。富山刑務所では月に1回、夜にラジオ番組を放送し、先月500回を迎えた。46年間DJを務めるのは寺の住職。ラジオ番組「730ナイトアワー」。受刑者から曲のリクエストとメッセージを募集し、刑務所内のスタジオから放送。DJを務めるのは川越恒豊住職。普段は富山市内の寺で住職を務めている。富山刑務所には約280人の受刑者がいて、多くが窃盗や覚醒剤取締法違反の罪などで服役。川越は受刑者の更生を後押ししたいという思いでラジオで語り続けてきた。500回記念の番組のテーマは「私の応援ソング」。再犯者の多さが課題となる中、刑務所ではラジオが受刑者の更生に果たす役割に期待している。川越は「受刑者が社会に復帰することを願ってこれからもラジオで語り続けていきたい」と考えている。
富山局から刑務所ラジオのDJ住職についての話題を伝える。DJ住職・川越を慕って元受刑者から毎年年賀状や手紙が届く。刑務所もラジオ番組の役割に期待。118年続いた「懲役」「禁錮」がことし6月に廃止され、新たに「拘禁刑」を導入。懲らしめの意味合いの刑務作業がなくなり、立ち直りに向けて高齢者、障害者、依存症の人など受刑者の特性にあわせた作業や指導が行われる。背景には再犯者の多さが課題となる中、受刑者が社会に戻って再び罪を犯さず、新たな被害者も出さないように立ち直りをより重視するようになったことがある。川越は「自分の口からことばが出るかぎりはラジオを続けたい」と話している。次回のラジオ番組のテーマは「継続」。
学歴詐称の疑いが指摘された伊東市の田久保市長を巡っては、百条委員会が「卒業証書」とされる書類の提出を求めていたが、市長が提出を拒否したため百条委員会は証人尋問に出頭するよう求めていた。田久保市長はきのう「証言を求められているのはいずれも回答が事実上不可能な内容を含むものであり、不適切な請求だ」などとして出頭を拒否。百条委員会が開かれ、出頭を拒否した市長の理由を委員会が検討、「市長の出頭拒否の理由は正当な理由には当たらない」と結論付けた。委員会では市長に再度証人尋問への出頭の要請を検討することや、刑事告発を検討していることが明らかにされた。静岡の中継映像。
原爆ドームの前で開かれた被爆ピアノの演奏会。ひろしま被爆ピアノ友の会が去年1月から広島市内に200以上あるとされる原爆犠牲者の慰霊碑前で被爆ピアノを演奏する活動を行っている。広島市中区の多山美穂子さんはリスト作曲「コンソレーション(慰め)」など、基町高校3年生・杉原芽はフォーレ作曲「レクイエム」などを演奏し、原爆犠牲者を追悼した。被爆ピアノの演奏会は平和公園内にある原爆慰霊碑の前でも来月5日に開かれる。
岡山局からうちわ作りの映像。撫川うちわは県の郷土伝統的工芸品に指定。撫川うちわは年間150本ほど作られる。
気象予報士が切り取った空の写真でこの時間帯の空の様子を見ていく。松江の千田気象予報士が撮った松江局のキャラクター「しじみまる」と空の写真。夏の全国高校野球島根大会はきょう決勝が行われ、開星高校が甲子園出場を決めた。和歌山の濱野気象予報士が撮ったのは徳川吉宗の像と空、名古屋の寺尾気象予報士が撮ったのは大相撲名古屋場所の新たな会場となったIGアリーナと空、盛岡の江刺気象予報士が撮ったのはタチアオイと空の写真。
天気予報を伝えた。