- 出演者
- 田代杏子 瀧川剛史 高鍬亮 高橋篤史 宮崎大地 兼清麻美 田中逸人 坂下恵理 武田健太 山口瑛己 鈴村奈美 大友瑠奈 梶村姫里 中野花南
キャスターらによるオープニングの挨拶。
- キーワード
- 大阪府
全国の天気予報を伝えた。
- キーワード
- 名古屋(愛知)
旭川市の旭山動物園では、毎年この時期に暑い夏を乗り切ってもらおうと動物たちに氷のブロックがプレゼントされている。ようは午前中から旭川でも30℃超える暑さとなっており、サルたちは氷を触ったりかじったりして楽しんでいた。レッサーパンダは氷の上にのり果物を食べる愛らしい姿をみせた。また、ホッキョクグマも蜂蜜が入った氷をなめたりし訪れた人たちが写真におさめていた。
子育て中の共働き世代を支援しようと浜松市では夏休み中の小学生を福祉事業者などで預かる取り組みがきょうから始まった。初日のきょう、施設にはあさ8時から親子連れが次々訪れ、親が勤務先へ向かったあと、子どもたちは施設の職員やアルバイトの大学生などと体操や夏休みの宿題をして過ごしていた。利用には事前予約が必要で、市の補助金により昼食代など負担するだけで原則無料となっている。
今月、英国推理作家協会賞 ダガー賞の翻訳部門に、王谷晶さんの長編小説でサム・ベットさんが翻訳した「ババヤガの夜」が選ばれた。日本作家の受賞は初のこととなる。恐ろしいほど喧嘩に強い主人公の女性が、暴力団の会長の一人娘の護衛を任され、裏社会の闇に迫るというストーリーとなっている。作者の王谷さんはレズビアンであることを公表しており、女性同士の恋愛や家族の物語を手掛けてきた。この作品では、主人公が護衛を任される中で信頼関係を深めていく様子が丁寧に描かれている。女性同士の強い連帯を示す「シスターフッド」特集として、当時、文芸誌に掲載されていた。近年では姉妹愛を描いた映画「アナと雪の女王」など、女性同士の絆を描いた作品が注目されている。
トカラ列島の悪石島・小宝島付近では、先月21日から地震活動が活発になり、震度6弱・震度5強の地震があったほか、今日午前11時までで震度1以上の地震を2203回観測している。地震の影響で、今日時点で、悪石島・小宝島に暮らす47人が鹿児島市のホテルなどに避難している。十島村は、帰島のタイミングについて、震度4以上の地震が5日以上発生しないことを条件としており、今日午前9時から県など関係機関と帰島のタイミングを話し合い、今日にも判断するという。一方、長期間に渡る避難生活で、住民から経済的な支援を求める声が出ており、十島村は独自の給付金を支援することも検討を始めているという。
鹿児島県の霧島連山の新燃岳では、先月27日から断続的に噴火が観測されている。噴出した火山灰は、鹿児島県側で厚く堆積しているのが専門家の上空からの調査で判明した。大雨などの場合、川に沿うようにして流れ下るおそれも指摘されており、鹿児島県は緊急の対策事業を行うことを決めた。具体的には、火口から南に約5キロ離れた霧島川・神宮川の砂防堰堤に溜まる土砂など計6万立方メートルを取り除くとしている。今後、灰混じりの土砂が流れた場合、堰堤で受け止め、集落のある下流に流れ下ることを防ぐという。県は、今月末には事業に着手したいとしており、事業費は約3億5000万円を見込んでいる。
原発事故の後、福島県内の除染で出た土などは、2045年3月までに県外最終処分されることが法律で決まっている他、国は放射性物質の濃度が低いものを全国の公共工事などで再生利用する方針だが、いずれも国民の理解が課題となっている。今年5月、NHKは県内59市町村に除染土についてのアンケートを実施したところ、再生利用を「受け入れる」が0、「条件付きで受け入れる」が9、「判断できない」が39、「受け入れない」が7、「無回答その他」が4だった。条件付きで受け入れるとした9の自治体は、条件として「県外で再生利用受け入れ自治体がある」、「福島県が再生利用を受け入れる」などを挙げている。NHKが全国都道府県に行なったアンケートでは「受け入れる」・「条件付きで受け入れる」は0で、県内の自治体では受け入れに理解を示す傾向が一部で見られた。専門家は「県内は問題への理解が一定程度あり、受け入れに理解を示す傾向が見られる」などとしている。
甲府放送局から伝えるのは山梨県・身延町で作られている伝統工芸品「西嶋和紙」について。身延町は山梨県南部の山間の地域で、和紙づくりが盛んな西嶋地区は山と富士川に挟まれた地域。450年以上前の戦国時代から和紙づくりが続けられている。ここで紙作りを始めたとされるのが武士の望月清兵衛。身延町の歴史民俗資料館に残されてる掛け軸には紙を発明した中国の宦官・蔡倫と日本に紙を伝えたとされる僧の曇徴とともに“造紙三神”として描かれ地域の偉人として語り継がれている。地元の和紙業者の中にはこの掛け軸の複製を飾っている人もいるそう。身延町西嶋地区で作られてきた「西嶋手漉和紙」。鮮やかな墨の発色、独特のにじみ具合などが特徴で書道家などに愛用されている。歴史は古く、今から450年以上前の戦国時代に遡る。西嶋地区にいた武士、望月清兵衛が現在の静岡県・伊豆市で紙づくりの技術を学び、西嶋地区ですいた紙を武田信玄に献上したことがきっかけとされている。信玄は献上された紙を大変気に入り、清兵衛を西嶋地区とその周辺地域で紙の生産業を確認する仕事などを担う役人に任命したことでこの地域での紙づくりが始まった。町内の「栄宝寺」には現在も清兵衛の墓が残されている。春には毎年職人たちが供養に訪れるという。和紙職人の笠井雅樹さんは父親から和紙づくりを受け継いだ2代目で40年以上西島和紙を作ってきた。西嶋和紙の特徴のひとつは用途によって古紙や“わら”などの材料を使い分けること。古紙を使うことで処理時間を短縮できるほか、わらや麻などほかの原料も混ぜることで墨で書いたときの特有のにじみと深い黒の発色につながるという。原料が準備できたら「手すき」の工程。簀桁(通称:こて)と呼ばれる道具を使って原料をすくい、縦横にすくうことで繊維が絡み合って破れにくい紙になる。すいた紙はプレス機にかけて水分を抜き、このあと天日干しで乾燥させて完成。笠井さんは半世紀近く和紙づくりを続けてきたが、西嶋地区とその周辺では昭和のはじめまで常に100前後あったとされる和紙関連業者は安い紙の輸入や書道用紙の需要の落ち込みとともに減少。いま残っている業者はわずか7。伝統産業をどう残していくかが課題だ。笠井さんは西嶋和紙の新たな使い方を模索しようと新しいものづくりを続けている。この日は飲食店向けの和紙を製作。東京の高級・ペルー料理店で使われるもので、料理のイメージに合わせてすいた紙に色付けした繊維を重ねる。美術大学出身の妻・英さんと出会ってからはこれまで作ってこなかったデザインにも挑戦してきた。試作してきた製品は100種類以上。今は富士山のかたちのカードや花をいけるインテリアなど約30種類の和紙のオリジナル製品を作っている。身延町では西嶋地区に足を運んでもらい、和紙の魅力を体験してもらおうと今年2月に和紙をテーマにした道の駅がオープンした。道の駅では和紙製品が販売されているほか和紙をすいてうちわやランプシェードを作る体験もできるということで、観光客だけでなく県内の小学生が課外学習として訪れることもあるそう。
美浜原発をめぐっては2010年11月に老朽化した1号機の後継炉設置に向け、候補地の地質や動植物などを調べる自主的な調査に乗り出したが、福島第一原発の事故で調査は中断し、2015年4月に1号機・2号機は廃炉となっている。発表によると関西電力は美浜原発・1号機の敷地内で次世代炉の建て替えにむけ発電所周辺の地質・地形などの調査を再開するとのこと。調査は機械を使って穴を掘り、地質の状況などを確認する。政府が原発事故を受け「可能な限り依存度を低減する」としていた原発の位置づけを見直し、今年2月に閣議決定したエネルギー基本計画では「最大限活用していく方針」を固め、「既存原発の敷地内での次世代炉への建て替えについても具体化を進める」としていた。一方、関西電力は「この調査結果だけで建て替え判断するものではない」としているが、地質などの調査は原発の新増設に向けた最初のプロセスで、原発の新増設が実現すれば2011年の東京電力・福島第一原発の事故後初となる。会社では「美浜町など地元の理解を得た上で速やかに調査計画を決定したい」としている。
徳島海上保安部の巡視船「よしの」は全長が56メートルで、徳島県沿岸での警備・救難活動のほか、万博の警備なども行っている。海の日のきのうは海上保安庁の仕事を知ってもらおうと小松島市・小松島港で体験航海が行われ、親子連れなど約70人が訪れた。出港前には海の事故に注意を呼びかけるため、溺れている人を救助する訓練が披露され、ライフジャケット着用の重要性やクーラーボックスが浮き輪代わりになることなどを伝えた。このあと「よしの」に乗り1時間の航行に出かけ、子どもたちは操舵室を見学したりブリッジに出て徳島の海の景色を楽しむなどした。
刑法の改正で罪を犯した人への刑罰が「懲役」と「禁錮」が廃止され、先月1日~「拘禁刑」という新たな刑罰に一本化された。これにより刑務所では懲らしめの意味合いでの刑務作業がなくなり、受刑者が再び罪を犯すことがないよう立ち直りに重点を置いた指導を行うこととなった。徳島市にある徳島刑務所ではこれまで刑務作業として藍染製品を製造していたが、「拘禁刑」の導入に合わせ受刑者が畑に出て原料となる「藍」の栽培から手掛けるプログラムが始まっている。社会に近い環境でやりがいを感じてもらうのが目的で、約400株が植えられた刑務所内の畑では初の収穫期を迎え、刈り取りが行われた。受刑者らはハサミを使って70センチほどに成長した藍を刈り取り、色素を含む葉だけを丁寧に取り分けていた。藍の葉は外部業者が藍染染料に加工したあと、受刑者の手でバッグやハンカチなどの製品づくりに活かされる。長屋所長は「受刑者が社会復帰をするためには社会の理解がどうしても必要なので、きちんと更生したいと思っている者もいるので、そういう受刑者の頑張りが製品という形で表れているので、ぜひその頑張りを製品を通じて見てもらいたい」と話す。
岩手県花巻市出身の詩人で童話作家の宮沢賢治について楽しく学べる「宮沢賢治童話村」では毎年この時期、敷地内の森や広場にオブジェを設置してライトアップを行っている。広場の真ん中には賢治の童話「どんぐりと山猫」に出てくるどんぐりをイメージした大きなオブジェと、その周りには小さなどんぐりのオブジェが並んでいる。また、森に囲まれた池の水辺には、水面に映るオブジェの光が風に揺らぎ幻想的な光景が見られる。「童話村の森ライトアップ」は10月26日までの土日祝のほか、8月12日~15日のお盆期間中は毎日行われる。
坂本龍馬の生誕190年を記念し、高知県立坂本龍馬記念館が「坂本龍馬への手紙」を募集する企画を実施した。専用のポストカードにメッセージを書き、館内にある箱に投函して応募ができる。記念館のホームページからポストカードを購入して応募も可能だという。ポストカードは記念館で10年間保管され、龍馬の生誕200年にあたる2035年11月15日に開封され、記念スタンプを押してから応募した人に返送されるという。
山形・舟形町で、若い人たちに鮎釣りの楽しさを知ってもらおうと、「鮎釣り甲子園」が開催された。地元の高校生37人が参加し、鮎の友釣りを行なった。
「列島ニュース」の番組宣伝。