徳島海上保安部の巡視船「よしの」は全長が56メートルで、徳島県沿岸での警備・救難活動のほか、万博の警備なども行っている。海の日のきのうは海上保安庁の仕事を知ってもらおうと小松島市・小松島港で体験航海が行われ、親子連れなど約70人が訪れた。出港前には海の事故に注意を呼びかけるため、溺れている人を救助する訓練が披露され、ライフジャケット着用の重要性やクーラーボックスが浮き輪代わりになることなどを伝えた。このあと「よしの」に乗り1時間の航行に出かけ、子どもたちは操舵室を見学したりブリッジに出て徳島の海の景色を楽しむなどした。