今月、福島・相馬市の港で漁が解禁されたのは高級魚のトラフグ。温かい海を好むトラフグは、もともと西日本が主な漁場だったが、6年ほどまえから福島県沖でも水揚げされるようになった。フグの漁獲量はこの10年ほど4000トンから6000トン台で安定している。最近では外食チェーンでも目にする機会が増えている。フグが身近になった背景は漁獲量の安定だけではない。去年、全国でフグの販売に関する規制が緩和され、飲食店がドクを取り除いた「身欠きフグ」を扱う際に自治体への届け出が不要になった。
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