「#7119」は急な病気やけがをして救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに相談できる電話相談窓口で、県は去年10月から平日の夜間や土日など多くの医療機関が休診となる時間帯に限って運用を始めている。県によると、ことし1月末までの4か月間でおよそ9800件の相談があり、需要の高さとともに増加傾向となっていた救急車の出動件数が緩和されるなど一定の効果が確認できたとしている。これを踏まえ県は新年度から相談窓口を24時間365日利用できるように拡充し、相談員も増員する方針。利用を促すため高齢者世代に対する広報を強化するとともに、若い世代に対してはSNSを活用した情報発信を行うことにしている。